思い込み
ミッフィーにしか見えない花がある。
ずっと心の中でミッフィーと呼んでいたけれど、ある時本当の名前が知りたくなった。
世の中には同じことを考える人が意外に多く、「ミッフィーみたいな花」程度の検索で「チェリーセージ」という名前だとわかった。
セージというからにはハーブのの仲間。調べてみると葉が香るらしい(まだ未確認!)
てっきりなんてことない宿根草だと思っていたので、目に入らない時は全く気づかなかったけれど、気にしてみると意外とあちこちのお宅に植えられていて、遠くからは紅白の水引に見えたりすることもある。
季節が巡ってまたこの花の季節になると、やっぱり私は「ミッフィーだ」と思ってしまう。最初の刷り込みは意外と強い。
つい最近友人と、思い込みを外して軽やかに行きたい(生きたい)よね、という話になった。
彼女は長女、私は次女だけれど似たような経験をし、思うところがある。年齢的なこともあるけれど、ねばならない…「ネバの呪い」からなかなか解放されることができないでいる。
お互いの友人関係の中で疲れたり、呪いに気が付いたりすると時々そんな話をする。
話ができる、話を聴いてもらえる人がいるって大切。波立つ気持ちが凪いできて、少し明日へ向かう気持ちになれる。
誰かにとってのそんな存在になりたい。
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