車窓の人となる

電車に乗るのは久しぶり。
特急回数券は前日に購入してあったので、乗車券だけ券売機で購入する。調べてはあったけれど、一応料金表で確認。混んではいないがここでおばさんはモタモタするわけにはいかない。
　ホームでしばらくウロウロ…。ようやく自由席の札を見つけ、明らかに旅行用バックを待った人や登山ルックの方の後ろに並ぶ。
　中心部から少し離れるが特急の止まる駅なので人手は多い。なんとなくメイン駅から乗ればよかったかなと思い、列車の到着を待つ。ホームに入ってきた列車を見て少し驚いた。自由席が8割方埋まっていたから。コロナのせいでガラ空きを予想していた。
　それでも一人ならいくらでも座れる、と思ったら甘かった⁉︎メイン駅から特急で一駅なのに、悠々と隣の席に荷物を置き、スマホまたは寝てる人が多く、簡単には座れない。礼儀ただしく一人で座っているところを探し、無事着席。もちろん通路側。
　今日は荷物が多いが、膝に乗せたまま行くことにする。重い💦それにブラウスがシワになる。大したことじゃないけど。
それより到着駅で1時間近い時間を潰すことのほうが実は憂鬱で。暇つぶしの文庫本も重い理由の一つ。

　目的地駅到着。あと40分以上ある。幸いなことに売店兼待合室が空いている。香ばしい蕎麦つゆの香りとともに、さて、持ってきた本でも読んで時間潰すとしよう。